ミニコンサート関連

8月のミニコンサートに向けて準備をしています。
以前ですと、当日リハーサルの必要な生徒さんだけ、午前中に来ていただいて、ピアノ合わせ、カルテット合わせをしていました。
密を避ける必要も無く、適当に来ていただいて、順に練習していましたが、そういうわけにはいかなくなりました。
最近は、無観客で、ヴィデオ撮り、YouTube公開という形なので、密を避けるために、ある程度きっちり時間を決めて、来ていただかないといけません。
時間を組んでも、「もう少し早くは無理ですか」とか「遅くしか来れないのですが」とお申し出があると、組み直しです。
予め、皆さんに時間をアナウンスしないと、これらの「ご要望」も出てこないのですが、組み直すと、また、皆さんに再度アナウンスしないといけません。
プログラムは昔から、当日コピーして配布しています。もっと早く欲しいとお考えの方がおられると思いますが。毎回、前日(場合によっては当日)の変更も反映するようにしています。

自由曲に関して、以前あったことも書いておきます。
まず自由曲は、日頃から弾いてみたいと思っていて、ご自分で楽譜を買って、練習を積んでこられた様な曲を、レッスンしない形で、演奏して頂く事を原則としています。レッスンしないのは、レッスンすると「そこが高い」とか「低い」とか「ボーイングが違う」とか、「フィンガリングが違う」とかいわなければなりません。
数年前、ある生徒さんが、とある、難しい曲を希望してこられました。
「No」から始めたくないので、なんとか弾いてもらえるように、楽譜を準備し、指使い、弓使いを記入し、レッスンでも聴かせていただきました。でも、本人が希望してきたわりには、弾けていません。
先生が楽譜の準備をしたのも、レッスンしたのも、指導者として精一杯のサービスのつもりです。
でも、ほとんど無理に近いことは、本人が一番わかっているとの判断で、以前取りやめになったミニコンサートで弾くはずだった曲を、リベンジで弾くことを提案しました。
そのことで、先生が楽譜を準備したくせに、とか、今更とか、散々苦情を言われました。
最初に「No」と言っておけば、良かったのでしょうか?
その時はその時で、きっと苦情を言われたと思います。

最近特に感じますが、全く同じ言葉でも、「善意から出たもの」のと受け取られる場合もあれば「悪意が混じっている」と受け取られる場合もあり、悪意に受け取られることがしばしばあります。
自分で言うのも何ですが、先生の発言は100パーセント「善意から出たものである」との前提で、ご判断下さい。